慶應女子高進学【保護者】2024受験体験記(Y・Kさん)
濃厚な2年間
慶應女子高進学
併願合格校:市川高、栄東高、渋谷幕張高、明大明治高、早大本庄学院
Y・Kさん
●お子さまの名前 Kさん
「高校受験はどうするつもり?」「やるからには精一杯やりたい」「わかった、そういうことなら全面的に協力するから頑張ろう」こんな会話から始まった娘の高校受験でした。早速入塾説明会に伺い、この先生ならお任せして大丈夫という確信の下、2年生の新学期よりサピックスにお世話になりました。
初めての塾、最初は学校よりもだいぶ進んだ授業にわからないことも多く、通常の宿題に加え、遅れを取り戻すのに四苦八苦していました。それでも半年もすると慣れてきたようで、自分なりにペースをつかみコツコツと勉強していました。
特に志望校など考えていなかった娘でしたが、割と早い段階で目指す高校のレベルを示していただいたおかげで、目標に向けて努力しやすくなったように思います。
3年生の夏期講習になると、苦手だった数学を克服するべく、ほぼ毎回授業後に先生に質問しに行き、できなかった問題を繰り返し復習していました。親から見ても、とても頑張っていたと思います。しかし成果はすぐには出ず、本人は、あんなに頑張ったのに・・・と落胆していました。それでももちろん努力は無駄ではなく、11月頃から徐々に力を発揮し、その頃から数学だけではなく、それ以外の教科の成績も安定してきたように思います。
長い目で成績だけを見ると比較的順調に伸びてきたように見えますが、精神的には本人にとっては辛い2年間だったようです。オープンのたびにクラスが落ちるかもしれないと怯え、模試のたびに結果に一喜一憂しておりました。それでも頑張ってこられたのは、娘を信じ励まし続けてくださった先生方と、そして一緒に学んだクラスの仲間の存在がとても大きかったと思います。精神的につらい日々を過ごしながらも、塾に行けば授業は楽しく充実している様子が娘の話からいつもうかがえました。実際に塾の先生方には絶対の信頼があったようで、先生に言われた通りに忠実に勉強を進めていました。また、保護者会で言われた「心配なことがあったらどんな些細なことでも構わないのですぐに相談してください」のお言葉にとても安心感を覚え、受験が近づくにつれ緊張感が高まっていた娘は色々なことを相談していたようです。
今、第一志望の高校に合格することができ娘は、「本当にこの塾に行って頑張ってきてよかった」と晴れ晴れした顔をしています。以前より自信にあふれたその表情を見ていると、娘と確実な信頼関係を築き、勉強だけでなく娘そのものを成長させてくださった先生方に感謝の気持ちで一杯です。