慶應志木高進学【保護者】2025受験体験記(N・Aさん)
心から行きたい学校への挑戦
慶應志木高 進学
併願合格校:栄東高、早大本庄学院
N・Aさん
●お子さまの名前 Rさん 自由が丘校 世田谷区・東深沢中学校
小5の夏、中学受験を予定していた息子から「どの学校が良いかわからない、お父さんが決めて。」と言われました。
貴重な6年間を過ごす学校を、自分で判断できるほど育っていない、受験自体が時期尚早なのではないか、そう考えていた時、SAPIX自由が丘校を知りました。頼もしい先生方、完成されたカリキュラム、質の高い授業。何より、息子自身がこの塾で勉強したいと希望しました。
高校受験に切り替え、SAPIX自由が丘校に通うことになりました。
中学生になり、息子は志望校を慶應義塾大学の附属校に決めました。大学受験を心配することなく好きな勉強をしたい、テニスに没頭したい、一生の友達を作りたい、そう考えたようです。
中1から中2までは、部活と塾の両立が必要な日々が続きます。スマホとゲームの誘惑に負けることも多く、家庭学習が不十分な時期もありました。SAPIXのクラスの昇降が続きます。
叱りたいことも多々ありましたが、勉強に関する事はぐっと我慢しました。代わりにSAPIXの先生に状況をお伝えし、指導してもらうようにしました。そのほうが、息子には響きました。
中3になり夏期講習前、部活の地区予選を勝ち上がり都大会進出を決めました。初戦は夏期講習の初日と重なりました。私からは「最後だから試合に行けば?SAPIXの先生には事情を話しておくよ。」と言いましたが、息子は勉強を選択しSAPIXに向かいました。
スマホとゲームは自らの意思で封印し、努力を重ねた夏でした。しかし現実は厳しく、8月のテストでクラスが下がりました。
心が折れるかと思いきや、完全に息子の心に火が付き、秋以降のテストは合格圏内の成績をとり続けました。この時期「絶対に受かってやる!」と書かれた紙が部屋に貼ってありました。決して諦めない息子が逞しくみえました。
1月になり、一心不乱に勉強をしている息子には余計な声掛けをせず、免疫力が高まる食事でサポートすることにしました。余談ですが、試験当日の朝食は納豆・わかめ・しらす・温玉の丼でした。これを「必勝丼」と呼んでいました。
2月の早慶附属校の連戦。ヒリヒリする数日間はラムネとチョコでブドウ糖等を補給しながら戦いました。試験後に疲れ果てている体に鞭をうちSAPIXへ自習に向かう息子からは執念を感じました。
結果、慶應義塾志木高校の合格を勝ち取ることができました。過酷な長時間の勉強に耐え、試験での重圧に打ち勝つことができたのは「心から行きたい」と思える学校と出会えたからだと思います。
最後に、5年間息子に伴走していただいた、SAPIX自由が丘校の皆様に大変感謝しております。ありがとうございました。