開成高進学【生徒】2025受験体験記(R・Kさん)

受験は英語とメンタルゲーム

開成高 進学
併願合格校:栄東高、渋谷幕張高、早大学院、早大本庄学院

R・Kさん 練馬校 練馬区・中村中学校

新中三の3月、私はSAPIXに通い始めました。基礎クラスからのスタートだったものの、初めてのオープンで応用クラスに上がることができました。

しかし、得意な数学に逃げ、苦手な英語の宿題を後回しにしていった結果、英語の成績が下がり、偏差値50を切りそうになりました。危機感を抱いた私は、ようやく本腰を入れて勉強を始めました。

その甲斐もあり、筑駒プレでは合格可能性80%、開成プレでは70%を叩き出し、その後の開成・筑駒テスト演習でも良い点数を取り続けることができました。しかし、過去問では思った以上に点数が取れず、不合格という恐怖に追われて死にそうになりました。

第一志望の開成の入試が終わった直後、絶対落ちたと思って泣き出しました。親に申し訳なくなり、「ごめんね」というメッセージを送りました。しかし、2月12日、自分の受験番号と再会することができたのです。悲し涙が一転、嬉し涙に変わりました。

私が開成に合格した秘訣は、苦手教科の克服とメンタルにあると思います。

前者に関しては、苦手な英語の過去問を20年分以上解き、体を慣れさせました。

後者に関しては、サピの先生に言われた通り、「絶対合格できる」と言い聞かせました。開成に合格して有頂天になり、筑駒に落ちてしまったことも受験におけるメンタルの大切さを物語っています。後輩諸君にはこのような失敗をしてほしくないものです。

最後になりますが、サピの先生、受付の方、クラスメートの皆さん、一年間ありがとうございました。後輩諸君の合格を心より願っております。