学芸大附属高校 受験システム
入試制度解説
受験~合格発表まで
一般中学生・帰国生と、附属中学生の違い
受験生について
学芸大附高の入試には、一般中学生・帰国生・附属中学生の三つの区分があります。附属中学生の入試は、学芸大附小金井中・世田谷中・竹早中(五十音順) の3中学校に所属している中学生のみが受験できます。これ以外の中学校に所属している中学生は全員、一般中学生(または帰国生)の枠での入試です。附属中学生は一般中学生の枠では受験できません。
定員について
学芸大附高の定員は、以下の通りです。
一般中学生 | 120名程度〈男女〉 |
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帰国生 | 15名〈男女〉 |
附属中学生 | 200名程度〈男女〉 |
- 最新の情報は、必ず学校の試験要項などをご確認ください。
一般中学生や帰国生の場合、進学しない生徒もいるため、合格者数を定員よりも多く出します。さらに、例年多くの繰り上げ合格者が出ています。
附属中学生の場合、合格した生徒は全員が学芸大附高に進学することになるため、定員数である200名程度のみが合格します。
入試について
一般中学生
学力検査は例年2/13に行われます。学力検査(500点満点)と調査書(3年間の評定を100点に換算)を総合的に判断して合格者を決定します。
帰国生
帰国生受験は一般中学生と同様に2/13に行われます。ただし、受験科目は英・数・国の3科目です(3科目の入試問題は一般中学生と同じ)。合格者の発表は一般中学生と同日に行われます。
附属中学生
学力検査は例年1/7に行われます。学力検査と調査書を総合的に判断して合格者を決定します。
これまで総合点の算出方法は発表されていませんでしたが、2024年7月に、総合点は学力検査(500点満点)の点数×600/500と調査書(3年間の評定135点満点)の評定点×400/135の合計との発表がありました。
中学校の行事が忙しい中で、学校の成績をしっかりとり、かつ一般中学生の入試問題と同レベルの学力検査の勉強も必要なため、簡単に内部進学することはできません。SAPIX中学部でも、附属中学生は一般中学生と同じクラスで同じ受験勉強をしていきます。また、学芸大附高へ進学できるかどうかは1月まで分からないため、附属中学生は、学芸大附高以外の学校も受験する準備をしておく必要があります。
また、附属中学用の学力検査に不合格だった場合は一般中学生としての受験は認めらません。出題範囲については、学力検査が1月実施のため、一部出題しない範囲の発表があります。