【慶應・早稲田】最難関高校をまるごと比較 ※2024年10月更新
学校情報
難関附属校・系属校として名高い、慶應義塾と早稲田。高校受験偏差値や入試データ、学校生活や行事など、さまざまな角度から首都圏にある6校(慶應義塾、慶應志木、慶應女子、早大学院、早大本庄学院、早稲田実業)を比較してみました。学校情報収集や志望校選びに役立つ情報が満載です。ぜひ、ご覧ください。
- 掲載されている情報は2024年10月28日現在、SAPIX中学部調べによるものです。
1. 入試データ〈SAPIX偏差値・入試概要・入試データ〉
2025年度 入試概要
一般 | 帰国 | 推薦 | |
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募集人員 | 男子約330名(帰国生若干名を含む) | 男子約40名 | |
出願資格 |
2010年4月1日までに生まれ、2025年3月31日までに学校教育における9年間の課程を修了 または終了見込みの者。 |
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2024年2月末時点で国外に在住し、国外の学校に在籍していた者で、2022年4月から2025年3月までの間に、引き続き22ヵ月以上、国外において学校に在籍していた、または在籍見込みの者。 |
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入試日 | 一次:2025年2月10日(月) 二次:2025年2月13日(木) |
一次:書類審査 二次:2025 年1月23日(木) |
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選抜方法 | 一次:筆記試験(国語・数学・英語) 二次:面接(一次合格者) |
一次:書類審査 二次:面接・作文(一次合格者) |
一般 | 帰国 | 自己推薦 | |
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募集人員 | 男子約190名(帰国生若干名を含む) | 男子約40名 | |
出願資格 | 2024年4月以降、2025年3月末までに国の内外を問わず学校教育における9年間の課程を修了、または修了見込の者。 |
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入試日 | 一次:2025年2月6日(木) 二次:2025年2月11日(火・祝) |
一次:書類選考 二次:2025年1月23日(木) |
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選抜方法 | 一次:筆記試験(国語・数学・英語) 二次:面接(一次合格者) |
一次:書類選考 二次:面接(一次合格者) |
一般 | 帰国 | 自己推薦 | |
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募集人員 | 女子約70名 | 女子若干名 | 女子約30名 |
出願資格 | 2025 年 3 月に中学校を卒業見込の者。またはそれ以前に中学校を卒業した者。 |
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入試日 | 2025年2月10日(月) | 2025 年1月22日(水) | |
選抜方法 | 筆記試験 国語・英語・数学・作文 | 出願書類および適性検査・面接 |
一般 | 帰国 | 自己推薦 | |
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募集人員 | 男子260名(帰国生18名を含む) | 男子約100名 | |
出願資格 |
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入試日 | 2025年2月11日(火・祝) | 2025年1月22日(水) | |
選抜方法 | 筆記試験(英語・国語・数学・小論文) | 面接 |
一般 | 帰国 | 自己推薦 | ||
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α選抜(一般) | Ⅰ選抜(帰国生) | |||
募集人員 | 男子:約100名 女子:約70名 |
男子:約15名 女子:約10名 |
男子:約45名 女子:約30名 |
男女:約20名 |
出願資格 |
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入試日 | 2025年2月9日(日) | 一次:書類選考 二次:1月23日(木) |
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選抜方法 | 筆記試験(英語・国語・数学、各50分) | 一次:書類選考 二次:面接 |
一次:書類選考 二次:基礎学力試験 (数学・国語、各30分) 面接 |
一般 | 帰国 | 推薦 | |
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募集人員 | 男女 約90名
(男子約45名・女子約45名) |
男女 若干名 | 男女 約45名 |
出願資格 | 以下のいずれかに該当する者。
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入試日 | 2025年2月10日(月) | 2025年1月22日(水) | |
選抜方法 | 筆記試験(英語(70分)・国語(60分)・数学(60分)) | 課題作文・面接
大会・コンクール等の実績、出身学校長の推薦書、調査書 |
(ご参考)各校の出題傾向分析
2024年度 入試データ
出願者数
※全入試区分の合計数- 慶應義塾 :1371名
- 慶應志木 :1341名
- 慶應女子 :633名
- 早大学院 :2078名
- 早大本庄学院 :3126名
- 早稲田実業 :877名
受験者数
- 慶應義塾(一次) :1186名
- 慶應義塾(二次) :666名
- 慶應志木(一次) :データ非公表
- 慶應女子 :612名
- 早大学院 :1698名
- 早大本庄学院 :3011名
- 早稲田実業 :808名
合格者数
- 慶應義塾(一次):682名
- 慶應義塾(二次):497名
- 慶應志木 :420名
- 慶應女子 :194名
- 早大学院 :622名
- 早大本庄学院 :855名
- 早稲田実業 :241名
倍率
- 慶應義塾(一次):1.74倍
- 慶應義塾(二次):1.34倍
- 慶應志木 :-.-倍 ※受験者数非公表のため、倍率なし
- 慶應女子 :3.15倍
- 早大学院 :2.73倍
- 早大本庄学院 :3.52倍
- 早稲田実業 :3.35倍
2. 学校概要〈校風・アクセス〉
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慶應義塾高校
アクセス
【所在地】神奈川県横浜市港北区日吉4-1-2
【最寄り駅】東急東横線・東急目黒線・東急新横浜線・横浜市営地下鉄グリーンライン「日吉駅」教育方針
「独立自尊」
慶應義塾は単に一所の学塾として自ら甘んずるを得ず、その目的は、わが日本国中における気品の泉源、智徳の模範をたらんことを期し、これを実際にして居家、処世、立国の本旨を明らかにして、これを口にいうのみにあらず、躬行実践、もって全社会の先導者たらんことを欲するものなり。
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慶應義塾志木高校
アクセス
【所在地】埼玉県志木市本町4-14-1
【最寄り駅】東武東上線「志木駅」教育目標
「独立自尊」の精神に基づき、志木高ではさらに次の四つの教育目標を掲げている
- 塾生としての誇りを持たせること
- 基礎的な学問の習得
- 個性と能力をのばす教育
- 健康を積極的に増進させること
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慶應義塾女子高校
アクセス
【所在地】東京都港区三田2-17-23
【最寄り駅】JR「田町駅」/都営三田線・都営浅草線「三田駅」/南北線・都営三田線「白金高輪駅」/南北線・都営大江戸線「麻布十番駅」/都営大江戸線「赤羽橋駅」教育目標
気品の泉源 智徳の模範
生徒が自由に学び、一人ひとりの中に眠る優れたものを自らが考え、開発・発育させ、そして自身の生き方・新しい世界を創造してゆく機会や場をつくること
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早稲田大学高等学院
アクセス
【所在地】東京都練馬区上石神井3-31-1
【最寄り駅】西武新宿線「上石神井駅」教育目的
早稲田大学建学の精神に基づき、中学校における教育の基礎の上に高等普通教育を施し、一般的教養を高め、健全な批判力を養い、国家及び社会の形成者として有為な人材を養成するとともに、更に進んで深く専門の学芸を研究するに必要な資質を育成すること
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早稲田大学本庄高等学院
アクセス
【所在地】埼玉県本庄市栗崎239-3
【最寄り駅】JR「本庄駅」教育方針
- 断片的な知識の集積でない、総合的な理解力、個性的な判断力を涵養する。
- 地域とさまざまなレベルでの交流を通じて、人間・社会・自然に対するみずみずしい感性を育成する。
- 知識と実行力(気力と体力)との結合を期する。
- 「自ら学び、自ら問う」ことを学習姿勢の基本とする。
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早稲田実業学校高等部
アクセス
【所在地】東京都国分寺市本町1-2-1
【最寄り駅】JR「国分寺駅」/西武国分寺線・西武多摩湖線「国分寺駅」教育内容
「豊かな学識と表現力」・「次世代のタフなリーダー」・「伝統の継承」
3. スクールライフ〈授業・課外活動・学校行事〉
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慶應義塾高校
授業
1・2年次は必修科目(選択必修科目を含む)のみを履修し、3年次を含め全学年を通じて必修科目を中心に学習。特定の分野に偏らない幅広く豊かな知性と教養が身に付く。
課外活動・学校行事等
校内球技大会(5月)
学校講演会(9月)
陸上運動会、日吉祭(10月)
選択旅行期間(7・8・2・3月) など -
慶應義塾志木高校
授業
3年次に履修することになる「自由選択科目」。自分の興味・関心や進路に応じて、5科目計10単位を選択し、講義や演習、実験、プログラミングや作品の制作、合唱に至るまで、非常にバラエティに富んだ授業が展開されている。
課外活動・学校行事等
- 研修旅行(1年次:5月、2年次:10月)
- 見学旅行(3年次:10月)
- 運動会(5月)
- 慶早戦(6月)
- クラスマッチ(7・11月)
- 志木の森ツアー(7・3月)
- 収穫祭(10月)
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慶應義塾女子高校
授業
1年次には、幅広い基礎的な知識と教養を習得。2年次からは豊富な選択科目が始まる。
国語科において、2年次には小説を執筆する「小説創作」、白居易の漢詩をそらんずる「長恨歌暗誦」、3年次には文学作品に関する論文を作成する「国語科レポート」などの課題がある。課外活動・学校行事等
- 学年別旅行(5月)
- 演劇会(6月)
- 運動会(9月)
- 十月祭(10月)
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早稲田大学高等学院
授業
学問に対する探究意欲を持ち、自己の適性や興味を考えながら深く幅広い学力を身に付けるために、2年次からゆるやかな文・理コース制を導入し、「総合的な探究の時間」や「自由選択科目」などの選択科目を設置。学部生に交じって大学で講義を受ける授業や、大学教員が学院に来て講義を行う授業も含まれる。
第二外国語「ドイツ語・フランス語・ロシア語・中国語」は選択必修科目。1つ選択し3年間学ぶ。
課外活動・学校行事等
- 校外活動(5月)
- キア・オラプログラム(7~8月)※海外研修
- 体育祭(9月)
- 学院祭(10月)
- 学芸発表会(11月)
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早稲田大学本庄高等学院
授業
1・2年次は共通科目、3年次は必修選択科目を文理それぞれ指定する、大学での専門へ接続するカリキュラム。2017年度からは、地域の特性を活かし、教科の垣根を超えた独自の教科横断型学習プログラムを実践し、複眼的思考を育む。
課外活動・学校行事等
- 生徒総会、早慶戦応援(東京六大学野球)(5月)
- キャリアデザインウィーク(9月)
- 修学旅行、球技大会、校外学習(10月)
- 生徒会役員選挙、芸術鑑賞教室(11月)
- マラソン大会(12月)
- 卒業論文報告会(2月)
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早稲田実業学校高等部
授業
高大連携を意識した取り組みを1年次から行う。
1年次…早稲田大学の教授による学部説明会や総合的な探究の時間で「早稲田大学について知る」をテーマに授業を展開。
2年次…早稲田大学の各学部の教授による模擬講義の実施。
3年次…(1月以降)進学学部ごとに分かれて、早稲田大学の教授や本校教員による「高3特別授業」を行う。
課外活動・学校行事等
- 生徒総会(5月)
- 体育祭、文化祭、生徒会選挙、早慶戦応援(10月)
- 校外教室(12月)
- 本記事に掲載されている情報は、SAPIX中学部調べ(2024年10月28日現在)によるものです。詳細につきましては、各高校のホームページで最新の情報をご確認ください。