都立日比谷高進学【保護者】2024受験体験記(H・Tさん)
心も成長した高校受験
都立日比谷高進学
併願合格校:巣鴨高、学芸大附高、早大学院、早大本庄学院
H・Tさん
●お子さまの名前 R・Tさん(狛江市・狛江第一中学校)
息子は第一子で親の私にとっても初めてのことがたくさんありました。この3年を振り返るとその時々で葛藤があり、その都度先生や息子と話し合ったことが思い出されます。
1・2年生の頃は部活、定期テスト、学校行事、通塾と忙しい上にゲームが好きで、時間の使い方について毎日のように言い争いました。3年生になり自分でゲームから離れるまでこの闘いは続きました。
2年生になった頃、日比谷を目指したいと言うようになりました。私の中では、大学までストレートで進学できる大学付属校を第一志望に想定していたので驚きました。しかし初めて自分からここにいきたいと言ったことが嬉しくて、付属系以外の学校も意識するようになりました。息子は塾で先生の話を聞くうちに、自分はやりたいことがまだ決まっていないから将来の選択肢を多く残しておきたいという考えに至ったようでした。
3年生になってからは、成績や集中力の波が目につくようになってしまい、注意すべきなのかみんなにあることだから気にしなくて良いのか迷うことがありました。そんな時は息子に言う前に先生へ相談しました。塾での息子の様子、先生と息子の話した内容、私の知らないこともたくさんありました。家での様子も伝えて共有し、先生から息子に伝えてもらうこともありました。心配なことを共有していただき、安心して塾に送り出せました。
入試本番の2月を振り返ると本当に長かったの一言です。私立から国立にかけての5日間は未知の世界で、体調管理と5日間受け続ける疲労やモチベーションの保ち方が上手くできるのか心配でしたが、見守るしかありませんでした。試験の帰りには必ず塾に立ち寄って、勉強をしたり先生と話して帰ってきていました。想像していたより疲労感は感じられず、気持ちの波も見られず、心身ともに成長したのだなと感じました。国立が終わってから都立までの1週間は、何とも言えない長さでした。私立に合格した安心感もある中、第一志望に向かう気持ちを持ち続けることが実際にはこんなに難しいことなのかと思い知りました。
SAPIXの先生は高校受験だけでなく、いつも大学受験を見据えた話をして下さいました。その言葉が息子にも根づいていると思いますので、この後3年間も目標に向かって頑張れると信じています。
先生方には息子に良い道筋を示していただいたことを感謝しております。本当にありがとうございました。